バンクーバー・ホワイトキャップスとポートランド・ティンバーズは、伝統的にこのノースウエスト・ダービーでサスペンスを繰り広げてきた。
前回のリーグ戦でCFモントリオールを5-0で撃破し、今季初勝利を挙げたバンクーバー・ホワイトキャップスは、士気を高めてこの一戦に臨む。試合の大半を10人で戦ったポートランド・ティンバーズとは対照的に、ヴィニー・サルタイニ監督率いるバンクーバー・ホワイトキャップスの攻撃陣は活気を取り戻し、シーズン序盤の低調なスタートから徐々に脱しつつある。シモン・ビチャはホワイトキャップスの前線で力を発揮している。
2試合連続ゴール。
.そして、ゴールを決めただけでなく、正確なパスとセットプレーの処理が、バンクーバー・ホワイトキャップスが今シーズン成功するかどうかの決め手となるであろうズリアン・キエスにも感銘を受けた。
つまり、開幕戦でスポーティング・カンザスを破って以来、勝てていないのだ。勝ち点を失っただけでなく、何人かの選手が負傷した。全体的なパフォーマンスで言えば、ポートランド・ティンバーズの方が強いと思うが、残念ながら怪我人が続出しており、思うような結果を残せないかもしれない。また、GKイワシがリーダーのシャー・ウォーリスへの不満を公然と口にしたことも、試合前の展開で他の選手のメンタルに影響を与えたかもしれない。
この試合、ポートランド・ティンバーズはフルメンバーで臨むが、私はバンクーバー・ホワイトキャップスがホームで相手に惜敗すると予想する。