UEFAヨーロッパリーグのベスト16進出をかけて、プレミアリーグの強豪トッテナム・ホットスパーがセリエAのライバル、ACミランと本拠地で対戦する。トッテナムは第1戦の0-1の敗戦を覆すべく挑むが、最近のチームの調子は2試合連続無得点と低迷しており、ストライカーラインはおぼつかない上に怪我人だらけで、ACミランの堅い守備陣を相手に打開できるかどうかも怪しいので、この試合はアンダー2.5ゴールに注目した方がいいかもしれない。(木曜午前4時に644ライブ中)
トッテナム・ホットスパーの攻撃力不足は根強い問題となっており、ハリラニ頼みの孤軍奮闘に加え、ソン・フンミン、イ・ツァリツィンらストライカーの調子が上がらず、チーム成績は急降下している。直近の6試合でスパーズは4敗2分け、うち3試合はゴールレスで、ビンタンゴア、ビッスーマ、ロリスの負傷、センターハーフのアレクサンドラの出場停止もあり、総合的な戦力低下が懸念される。イタリア人監督のドライランドがケガから復帰したとしても、トッテナムへのインセンティブ効果は限定的だ。
ACミラン、直近5試合でわずか1失点
ACミランは本大会出場のためには無敗を維持するだけでよく、アウェーゲームでは守備に重点を置くだろう。ACミランはここ5試合で1失点しか喫しておらず、チームの主将であるGKメイジェランも怪我から復帰しているため、ディフェンスは信頼できる。両チームの過去の対戦を振り返ってみると、ACミランとトッテナム・ホットスパーはUEFAヨーロッパリーグで3度対戦し、総失点数は2ゴールを超えていない。