今日の首位攻防戦では、メルボルン・シティはアデレード・ユナイテッドが勝ち点28で他の2チームと同率2位という厳しい試練に直面する。
前回のリーグ戦ではメルボルン・ビクトリーに勝てなかったメルボルン・シティだが、前節ではFCシドニーを3-2の逆転劇で破り、勝ち点9で首位に立っている。
私は、メルボルン・シティのリード力は偶然の産物ではないと確信している。ポゼッションに優れているだけでなく、相手選手の体力を奪う効果もある。ジミー・マッキャロンという強力なゴールスコアラーもいる。
しかし、メルボルン・シティは直近のリーグ戦3試合でいずれも少なくとも2失点を喫しているため、ヴィドゥシ・ヘッドコーチがトーマス・ライムやヌノレスといったディフェンス陣とのトレーニングの強度を上げることは間違いないだろう。
一方、アデレード・ユナイテッドはリーグ戦ここ7試合全勝で、前回はメルボルン・ビクトリーと1-1で引き分けた。
個人能力も高く、気概もあるこの若手選手の将来は明るい。この試合で出場機会が増えれば、今後も目が離せない。