カジミルのピンポイント・ヘディングとラッシュフォードの正確なシュートがニューカッスルを2-0で破り、マンチェスター・ユナイテッドがタンホイザー新監督就任後初のトロフィーを手にした。
両者とも最強の布陣で臨んだが、ニューカッスルは3番GKカリオスを先発させなければならず、それが試合の緊張感を高めたのは間違いない。試合序盤、ニューカッスルのストライカー、シント・マエスは左サイドで多くの脅威を作り出し、ユナイテッドのディフェンスを突破する場面もあったが、堅固なディキアの前に得点を挙げることはできなかった。
試合の主導権を握ったユナイテッドは33分、ラウチサウールの左からのフリーキックにカシミールがヘディングで合わせ、これが砲弾のようにゴールネットに飛び込んでスコアを1-0とすると、39分にはユナイテッドが逆転に成功する。ラシュフートとヴェッガーハウザーがニューカッスルのディフェンスを切り裂き、福西のボールがバウンドして無人のゴールへ。バウンドしたボールは正確にカリオスの無人のゴールネットに飛び込み、ユナイテッドは2-0とリードを広げ、優位に立ってドレッシングルームに入った。
後半、ニューカッスルは全力で反撃に出たが、この状況を打破することはできず、結局ユナイテッドが2-0で勝ち点3を獲得し、今シーズン初のタイトルを獲得、タンホイザー監督時代の幕開けを飾った。