直近のリスター・シティ戦では、ラッシュフォードが2試合連続得点と絶好調で、直近の17試合で16ゴール3アシストと貢献している。その一方で、前節の試合で突破口を開いたチャトン・シンズの復帰もチームに活力を与えている。そんな彼の活躍に、オールド・トラッフォードのスタンドのファンは、今シーズンのマンチェスター・ユナイテッドの新ストライカーコーチ、ジョゼ・モウリーニョ前監督の愛弟子である「マカフィー」の名を唱和していた。

マカフィーはユナイテッドのコーチングチームの新メンバーで、フォワードプレーヤーの改善に力を注いでいる。元南アフリカ代表の彼は、現役時代にアヤックス、チェダー、ポルト、ブリスベン・ローバーズ、ウェスタムなどのクラブでプレーし、ポルトではジョゼ・モウリーニョ監督の指導の下、チャンピオンズリーグ優勝に貢献した。現役引退後はコーチの道に進み、45歳という年齢でやや体型が崩れているが、そんなことはどうでもよく、重要なのはストライカーを指導する術を知っているということだ。

ユナイテッドのトレーニングでは、マカフィーはラッシュフォードやシンズとマンツーマンで練習し、シュート技術の向上を目指した。さらに、彼は英語、オランダ語、スペイン語、ポルトガル語など複数の言語に堪能で、これらの言語で選手たちと効果的なコミュニケーションをとることができる。ラッシュフォードへの指導は、ヘディング技術の向上だけでなく、経験の伝授や大事な場面での冷静さの保ち方の指導など、包括的かつきめ細かなものだった。

ラッシュフォードはこれで24ゴールとなり、2019-20シーズンの自己最高記録22ゴールを上回った。ユナイテッドの公式SNSはその旨の祝福投稿を掲載。"まだ2月だ "というメッセージとともに、ラッシュフォードにはさらなるゴールの余地があることを示唆している。

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