かつてスペインの「ゴールデンボーイ」と呼ばれたロアは、2018年にレアル・マドリードに戻り、ユースチームの監督に就任した。それから5年の月日が流れ、彼が率いるレアル・マドリードのBチームは今シーズン、18試合連続無敗という好成績を残し、3部リーグのグループ1の首位に上り詰めた。レアル・マドリードの関係者もSNSで彼を祝福した。
自身もレアル・マドリードのユース出身である45歳のロアは、引退後は母国に戻り、若手選手の育成に尽力する道を選んだ。この遺産だけでなく、いずれはレアル・マドリードのトップチームの監督に就任するのではないかという見方もある。2019年からはレアル・マドリードのBチームを率い、デビューシーズンは3部リーグGroup1で7位、2シーズン目はGroup5 GroupAで2位、昨シーズンはGroup2で10位と着実に成績を伸ばし、今シーズンで就任4シーズン目を迎える。
レアル・マドリードBは今シーズン、24試合を終えて13勝9分け2敗と絶好調だ。直近の試合でもリナレスに2-0で勝利し、無敗記録を更新、現在勝ち点48で首位に立っている。しかし、エコーガンが勝ち点1差、デポルティーボ・ラ・コルーニャが勝ち点2差で迫っており、優勝争いはまだまだ続く。優勝を決めるには、これからの2ヶ月が重要になる。