18日夜、プレミアリーグの火蓋が切って落とされ、アストン・ビラはアーセナルをホームに迎えた。アーセナルはミッドウィークのマンチェスター・シティ戦に1-3で敗れ、当面の首位の座を失ったものの、アストン・ビラは幸運にもマンチェスター・シティより1試合少なく、失点も少ない。この試合、ビラは勝利のために全力を尽くすだろう。ここ2試合で7失点を喫しているビラのディフェンスには欠陥があり、絶好調のアーセナルを止めるのは難しいと予想される。(現在621、611 土曜日午後8時30分より生中継)
もともとタイトル獲得に有利な位置にいたアーセナルだが、ここ最近のEPL3試合は1分け2敗と振るわず、特に前節のマンチェスター・シティとの "勝ち点6争い "以降はアドバンテージが消滅。チームの危機感も高まっており、今後は毎試合全力を尽くして勝ち点をもぎ取り、降格争いに踏みとどまりたいところだ。低迷するビジャを前に、アーセナルが巻き返す絶好のチャンスであることは間違いない。
特筆すべきは、過去3回の対戦で、アーセナルが勝ち越しで優位に立っていることだ。
今季のアーセナルはリーグ戦11試合で8勝と、EPLで最もアウェイでの成績が良い。アーセナルは素早いカウンター攻撃のためのスペース作りが得意で、守備重視のチームと対峙すると簡単に抑え込まれることが多い。しかし、ビジャの攻撃スタイルはアーセナルの戦術スタイルを補完するものであり、両チームの過去3度の対戦ではアーセナルが勝利している。
アストン・ビラは昨年11月にアーセナルのエメリ前監督が就任し、当初はそれなりに好調だったが、"新監督効果 "で徐々に元の木阿弥。直近のリーグ戦2試合ではリーズ・ユナイテッドに2-4、マンチェスター・シティに1-3で敗れ、ワールドカップ以降のホーム5試合では、格下のステップニー・ブリッジにFAカップでノックアウトされるなど1勝しか挙げていない。ビジャはホームでのアグレッシブなプレーで守備の穴を露呈しており、強豪アーセナル相手に敗戦を免れるのは難しいだろう。