9日未明に行われたチャンピオンズリーグのベスト16で、ボルシア・ドルトムントがボルシアを2-1で下し、次ラウンド進出を決めた。ドイツ代表の元代表MFエンリコ・ヤンネンが放った長距離シュートは、威力はなかったものの、何度もバウンドしてようやくネットに突き刺さり、ネットユーザーからは「史上最悪のMFによる長距離シュート」というニックネームが付けられた。
ボルシアとボルシア・ドルトムントは一進一退の攻防を繰り広げ、前半終了間際にエンリコ・ヤンネスが均衡を破った。ポッヘンのキーパーが慌てて飛び出してボールをクリアしたが、エンリコはセンターサークル付近でボールをインターセプトし、すぐさまシュートを放つと、威力はなかったものの地面で4回バウンドし、ゴール前が空いたおかげでゴールネットに突き刺さった。ポッヘンは64分にペナルティ・スポットから同点ゴールを決めたが、ドルトムントはその6分後にマルゴレオスが勝ち越しゴールを決め、2-1で勝ち越した。
エンリジャネの長距離シュートに対し、ネットユーザーからは「ネットに入るまでに4回もバウンドするなんて、中央からの長距離シュートとしては最悪だろう」、「このゴールは、サークル中央からのシュートが必ずしも鮮やかなシュートではないことを教えてくれる」といったコメントが寄せられている。試合後、エンリハーンはこうも語っている。"実はシュートが成功したとは思っていなかったのですが、相手選手がミスをしたのを見て、シュートを打つチャンスがあると思い、結果的に見事なゴールになりました"。