先日終了したFAカップ3回戦の再試合で、ウルブスは再び本拠地でライバルのリバプールと対戦した。前回の対戦を振り返ってみると、リヴァプールが思わぬプレゼントを与えてしまい、試合は2-2の引き分けに終わった。終盤のウルブズのゴールがなければ、レッズはタイトルを守れなかっただろう。この再戦では、両者ともチャンスを大切にする必要がある。統計によれば、過去8回の対戦では、リヴァプールが7勝1分けと絶対的な優位に立っている。 この試合でもリヴァプールが油断することはなさそうで、勝利が予想される。(水曜午前3時45分中継)
ウルブスはリバプールとの前回の対戦で、レッズのバックラインのエラーと運に助けられ、2ゴールを挙げることができた。アリソンは試合開始早々にPKを与え、ダウン、ヌネス、モハメド・サナが突破してレッズが一時リードを取り戻したものの、その後、ウルブズのファン・ヒチャンがゴール前で蹴ったボールがネットにはね返され、幸運にも同点に追いついた。実は試合終盤、ウルブズのドディガオ・マイスがレッズのゴールを突破していたのだが、不運にもオフサイドの判定を受け、リバプールは助かった。
ウルブズ同士の対戦成績は過去8試合で1勝7敗。
リバプールは今回、再戦に恵まれた。前回のリーグ戦ではブラデントンに3-0と完敗しており、ワウキル・ユンジャックを失ったことがディフェンスに大きな影響を与えている。レッズのセンターハーフ、ズル・メディビとイブラヒマ・ガナディは今回もフル稼働が求められる。前線に関しては、ダウン・ヌネスが抜けたものの、サナと新加入のオランダ人FWギャップがコンビを継続し、攻撃陣も楽しみな存在だ。
ウォルバーハンプトン・ワンダラーズはEFLカップのベスト8でノッティンガム・フォレストと対戦するために強力なチームを送り込んだが、残念ながらPK戦で敗れ、士気だけでなくチームの活力も損なわれた。過去8回の対戦でのレッズの圧倒的優位を考えれば、今回はリバプールが勝利し、勝ち残ることが予想される。