今晩行われるEFLカップベスト8では、聖地サウサンプトンがブルームーンの星、マンチェスター・シティを迎え撃つ。降格争いの一戦となるこの試合、シティはカップ戦では苦戦を強いられているが、アウェーで大勝することは滅多にないので、来週の大一番に向けて温存している可能性もあり、得失点差3.5以下なら狙う価値はある。(木曜午前4時からケーブル661と601で同時放送)
先日、サウサンプトンはヘンダーソンを解任し、ネイサン・ジョーンズ新監督を迎えたにもかかわらず、チームの成績は低迷しており、ここ6試合でわずか2勝、リーグ戦でも4連敗とチームの士気は後退している。リーグ最下位と降格は厳しい状況だが、EFLカップの重要性は当然比べるべくもなく、マンチェスター・シティ戦の敗戦は妥当なところなので、チームは賢く作戦を選択し、この試合では全力を尽くさない可能性もあると思う。
マンチェスター・シティは近年、EFLカップに真剣に取り組み、過去9回で8回、6回優勝している。しかし、ジョバンニ・ディ・ブルイネやベルナルド・シュヴァルツといったチームの主力選手の多くが、復帰後に疲労の色が見えてきており、ディエゴ・コルデロ監督は人員のローテーションを必要としている。例えば、EFLカップ最終戦のリバプール戦では、監督はレゴ・ルイスやゴルペンマといった新顔を送り出した。EFLカップでチェルシーに4-0と大勝したにもかかわらず、実は監督はシャルロットやディブニーなどの主力選手を引き抜いていた。
アーセナルに追いつくためには、このマン・シティの試合は絶対に負けられない。過去7回のアウェイゲームを振り返ってみると、ブルームーン、3ゴール以下の失点が6回と、このキャンペーンでは攻める必要はなさそうだが、ズーリアン・イバリス、キアリスが十分に仕事をこなしており、次節はピラミッドを倒してハンディキャップ3.5ゴール以下という好条件への道を切り開くために、簡単に前進した後の小さなリードかもしれない。