閉幕したばかりのワールドカップで、ポルトガル代表はまさかのベスト8止まりとなり、指揮官のフェランド・サントスは即座に退任を発表した。欧州メディアによると、後任には元ベルギー代表監督のマ・ティアニスが就任する見込みで、両者は口頭で協力する意向を確認したが、契約の詳細については未定だという。マルティネス監督の就任後、クロウ監督のポルトガル代表での将来がより明確になるとの情報もある。
ベルギーで6年間コーチを務めたマルティネス氏(49歳)は、ワールドカップのグループリーグで惜しくも敗れ、退団を選んだ。イギリスの『アスレチック』紙によると、ポルトガルサッカー協会はマルティネス監督と予備的な合意に達しており、正式な契約は今週中にまとまる予定だという。ポルトガルの次の国際試合は3月のリヒテンシュタイン戦で、変更がなければマルティネスがデビューする見込みだ。
マルティネスはベテランを信頼することを使命としており、ベルギー時代にはシャサット、ヴェッセル、メトンス、ヴィッテンハムといった30歳以上の選手を常にバックアップし、ビッグネームを決して見捨てなかった。37歳のクロウはまだ代表チームの将来を決めていないが、マルティネスの指導スタイルによれば、クロウを信頼し続ける可能性が高い。