アデレード・ユナイテッドの勢いはAFL再開後も続いておらず、最下位のパース・グローリーをホームに迎えることは、チームにとって流れを変えるターニングポイントになるかもしれない。
Aリーグは開幕から見事なスタートを切ったが、直近のリーグ戦3試合でわずか勝ち点1しか取れず、5位に転落した。しかし、次のリーグ戦4試合のうち3試合が本拠地で行われるため、チームは順位を上げることが期待されている。
チームの創造性と得点力の中心である勝本喜二の役割は侮れない。また、指宿洋史が得点感覚を取り戻せるかどうかも重要だ。彼はワールドカップ中断前まで3試合連続で得点を決めていたが、再開後はゼロ。
チームの攻撃の要であるヨシ・フィンガーフツはオーバーヘッドキックをつかむのが得意で、彼が復調すればアデレード・ユナイテッドの戦闘力は大きく向上する。
リーグ最下位に沈むパース・グローリーだが、直近のリーグ戦3試合で勝ち点4を獲得しているのは明るい材料だ。しかし、チームはコナロリーの離脱によって空いた穴を埋める必要があり、前節のデイヴィッド・ウィリアムズの移籍後初ゴールは、間違いなく彼の自信を高めるだろう。
中盤をコントロールする能力はあるが、パース・グローリーに移籍して以来、自己ベストを出せていない。
