今年のワールドカップで最優秀若手選手に選ばれ、一躍有名になったアルゼンチンの天才FWアンセル・フェルナンデスが、21歳にして巨人から大きな注目を集めている。リヴァプールが彼との契約を公言したのに続き、同じくプレミアリーグのニューカッスルもこの競争に加わり、ベンフィカから直接、1億500万ポンドという途方もない金額で彼の契約を買い取る予定だという。
ポルトガル紙『エル・グローボ』によると、ニューカッスルはサウジアラビアの政府系ファンドの支援を受け、アンセル・フェルナンデスに8000万ポンドのオファーを出したが、ベンフィカはこれを丁重に拒否したという。しかし、アンセル・フェルナンデスの放出条項が1億500万ポンドに跳ね上がったことを知ったマグパイズは、この巨額を使って直接移籍を完了させることにした。
アンセル・フェルナンデス本人は、移籍については代理人に完全に任せ、本人は試合に全力を尽くすと、ニューカッスル加入の提案に異論はないという。今季のニューカッスルは非常に好調で、プレミアリーグ優勝候補に挙げられているが、アンセル・フェルナンデスとの契約に成功すれば、チームに翼が加わり、戦力が大幅にアップすることは間違いない。
