水曜(28日)の明け方、プレミアリーグの雲行きが急変した。チェルシーがホームでブロムウィッチ・アルビオンに2-0の完勝を収め、ついに5試合連続未勝利に終止符を打ったのだ。しかし、勝利の喜びとともに苦い思いも味わった。右サイドバックのレス・チャンピオンが鮮やかなアシストの後に負傷し、チームの回復への道のりはとりわけ困難なものとなったのだ。
前半16分、チェルシーが堅守を見せ、均衡を破る。シュターネンが右サイドから上げたクロスにシャビエルが飛び出し、ヘディングでゴールに押し込んだ。さらにシャビエルが巧みなバックパスで再びアシストし、メイソンモンが2点目を決めてスコアを2-0とした。
しかし後半8分、チェルシーはランス・チャンピオンが負傷退場するという大打撃を受けた。ブレードランナー」は今年10月のUEFAヨーロッパリーグで膝を負傷し、ワールドカップを欠場。そして今回、EPLでの復帰初戦で再び負傷、しかも古傷の再発というから、後遺症が残っているのではないかと心配になる。EPLでの3連敗を止めたチェルシーだが、パク・タット監督の表情は不安を隠せない。