クロウが去ったことで、リヴァプールはマンチェスター・ユナイテッドの獲得ターゲットであったギャップを阻止することに成功し、多くのユナイテッド・ファンがシーズン後半におけるチームの攻撃力を心配するようになった。しかし、ラッシュフォードとアンソニー・マルシャルの調子が大幅に向上したことで、この懸念は一気に解消された。特にアンソニー・マルシャルは長らく低迷していたが、今シーズンは9試合に出場して5ゴール2アシストと攻撃陣に変身した。
アンソニー・マルシャルは、マンチェスター・ユナイテッドがノッティンガム・フォレストに3-0で勝利した試合で、再び自分の価値を証明した。注目すべきは、マルシャルが今シーズン、先発出場したのは3試合だけであること、さらにUEFAカップで交代出場してゴールを決めたのが1試合、EFLカップでゴールを決めたのが2試合、合計9試合に出場していることだ。
マルシャルは今シーズン、全コンペティションで9試合に出場し、429分しかプレーしていない。昨シーズンの23試合出場(セビージャへのレンタル移籍を含む)では、2ゴール1アシストにとどまっていたのと比べると、マルシャルのフォームが大きく変化していることがわかる。ユナイテッドが新しいストライカーとの契約を急がないのは、マルシャルが復活したからだろう。