EPLの新シーズン、注目の中心はアーセナルとマンチェスター・シティの戦いのようだが、その陰でニューカッスルというダークホースがひっそりと台頭している。月曜日（26日）の試合では、ニューカッスルがレスター・シティを3-0で振り切り2位に躍進、この新チームがプレミアリーグを大きく変えることが期待されている。
昨年10月にサウジアラビアの政府系ファンドに買収されて以来、ニューカッスルは急速に戦力を拡大し、今シーズンはとどまるところを知らない。レスター・シティとの試合では、キース・ウッド、ミッキー・アームストロング、ズリアントンがそれぞれゴールを決め、前半で3-0のリードを確立した。
セントラルMFのミゲル・アミランは、今シーズンのプレミアリーグで16試合に出場して9ゴールを決めている。この28歳のパラグアイ代表FWの爆発は、ニューカッスルの躍進の鍵となった。
特筆すべきは、ニューカッスルの指揮官エディー・フッドが今シーズン、プレミアリーグで21勝を挙げ、キエラン・キーガンとエヴァンスに次いで、1年でプレミアリーグ20勝以上を挙げた3人目のイングランド人監督となったことだ。キーラン・キーガンは1994年に24勝、1995年に23勝、エヴァンスはリバプール時代の1996年に22勝を挙げた。
ニューカッスルは現在、3位マンチェスター・シティに勝ち点1差をつけているが、シティより2試合多く試合をこなしていることを考えると、現在の2位の地位は安泰ではない。
