火曜日のプレミアリーグ開幕戦で、リヴァプールはアウェーでアストン・ヴィラを3-1で返り討ちにし、18歳の新星バスティアが開始わずか2分でゴールを決め、ファビガスがアーセナルに所属していた2004年のブラックバーン戦で記録した17歳113日に次ぐ、プレミアリーグでの史上最年少ゴール記録を樹立した。
試合開始わずか5分、アンドリュー・ロバートソンのピンポイントクロスをボックス内でモハメド・サラーが合わせ、リバプールが先制する。センターバックのズル・マチルビがヘディングでゴールを決めたが、これはオフサイドの判定。さらにセンターバックのワキール・エルナンデスが奮闘し、サラーのクロスからシュートを決めて2-0とリードを広げた。
サラーはこのアシストの後、プレミアリーグでリヴァプールから125ゴール、50アシストを記録しており、プレミアリーグでゴールとアシストの両方で「50以上」を達成した選手はレッズ史上シェラットに次いで2人目となる。
後半、アストン・ヴィラはオニエル・ケネスのゴールで同点に追いついたが、81分にはダヴィン・ナルシセのクロスがヴィラのキーパー、ロビン・オルソンにはじかれ、交代出場のバスティアがボールをつかむと、無人のネットに難なくシュートを決め、プレミアリーグ史上2番目に若い18歳と65日でゴールを決めたスペイン人選手となった。
MFとしてもDFとしてもプレーできるバスティアは、2年前にチェルダからリヴァプールのユースチームに加入し、今シーズンはプレミアリーグのベニンマス戦、UEFAヨーロッパリーグのアヤックス戦とナポリ戦、EFLカップのマンチェスター・シティ戦に出場し、今日のプレミアリーグのマンチェスター・シティ戦では先発出場してゴールまで拾うなど、目覚ましい成長を見せている。
一方、ダヴィン・ナルシセは1億ユーロの価値を持つ点取り屋だが、この試合では少なくともあと4回、得点のチャンスを逃している。