ワールドカップのラウンド16敗退後、オーストラリアのプロリーグはすぐに再開された。しかし、土曜日の午後(17日)に行われたメルボルン・ダービーは、激しい悲劇となった!試合開始から20分も経たないうちに、メルボルン・ビクトリーのファンが花火を投げるだけでなく、スタジアムに押し寄せ、投げた物がメルボルン・シティのゴールキーパー、タン・ガオホアの後頭部を直撃、その場で失神し、すぐに手当てを受けることになった。現場は収拾がつかなくなり、主審は試合の中断を命じた。
オーストラリアン・フットボール・リーグが、2023-2025年シーズンの決勝戦をシドニーで開催することを発表したと報じられているが、この決定がファンの不満に火をつけている。過去3回のリーグ戦では、試合開始20分でフィールドから退場して抗議するファンがいたが、今回の「メルボルン・カップ」での激突は抗議行動のクライマックスとなりそうだ。
試合を振り返ると、当時メルボルン・シティは1-0でリードしていたが、試合開始約20分後、ファンが破片や花火をピッチに投げ続け、フィールドから煙が上がった。主審はプレーを中断してフィールドを片付け、プレー再開の準備をした。このとき、ガントリー後方のスタンドの警備が破られ、多くのファンがピッチになだれ込み、そのうちの何人かがGKの唐高華に襲いかかり、唐高華は負傷して医務室に運ばれた。その後、大勢のファンがグラウンドに押し寄せ、看板を押し倒したり、ガントリーによじ登ったりと大暴れし、現場は大混乱に陥った。安全のため、両選手はドレッシングルームに戻って避難し、まもなくレフェリーが試合終了を宣言した。