特にアルゼンチンのスター、メイスがベスト8の試合後、スペインのマトゥラハス主審に公開質問状をたたきつけたことは、審判のプロフェッショナルなイメージを疑わせるものだった。準決勝のアルゼンチン対クロアチア戦では、FIFAがイタリアのオサドゥ主審を執行官として派遣することを決定。 アルゼンチンは再び欧州の審判団と対戦し、不正に疑問を呈したが、オサドゥ主審は今大会でアルゼンチンがメキシコに勝利し、メスもゴールを決めた試合で執行官を務めていたため、アルゼンチン側が試合前に苦情を申し立てることはないと見られていた。

ポルトガルとイングランド、そしてその他のチームは試合から遠ざかっており、ボールカードに矛先を向けている。ポルトガルのスター、ボノ・フェルナンデスとビビは、FIFAのボールカードの取り決めは「アルゼンチンの優勝を助けるため」だとさえほのめかしている。しかし、今大会におけるアルゼンチンのカード取り決めによれば、理論上は「不利な」チームとなるはずである。過去2回、ヨーロッパのチームであるポーランドとオランダと対戦した際には、それぞれオランダとスペインにカードが出されているからだ。今回で3度目となるアルゼンチン代表は、やはりヨーロッパのチームと対戦し、ヨーロッパのカードが出された。

とはいえ、アルゼンチンはポーランドとオランダに勝利しており、今大会のグループステージでアルゼンチンがメキシコに2-0で勝利した際、オサドゥは5枚のイエローカードを出し、うち4枚はメキシコの選手に対するものだった。オサドゥはまた、開幕戦の責任者でもあった。開幕戦は開催国カタールに有利な内容で、エクアドルに0-2で敗れた。

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