ワールドカップ・ベスト8がいよいよ開幕する。熾烈なグループリーグを勝ち抜いた上位16チームが出揃い、ベスト8ではさらに激しい戦いが繰り広げられる。この8チームの中には、イエローカード累積で出場停止処分を受ける選手が19人もいる。ベスト8で再びイエローカードを受けた選手がいれば、出場停止を受け入れなければならない。ポルトガルは特に厄介で、チーム内に5人の選手がイエローカードを受けており、状況は心配だ。
今年のワールドカップの出場停止規定では、イエローカードを2枚累積した選手は自動的に1試合の出場停止となる。ただし、ラウンド・オブ・8の終了後、すべての選手のイエローカードの記録はリセットされ、ラウンド・オブ・4で直接レッドカードを受けない限り、イエローカードの累積が原因で決勝トーナメントを欠場することはない。現在、イングランドを除くトップ8の7チームすべてに出場停止の可能性がある選手がいる。
ポルトガルの状況は最も深刻で、モロッコ戦でもイエローカードを受けた選手がいれば、バヌ・フェルナンデス、ズオフェリックス、ルーベン・ディアス、ルーベン・ニエベスら主力4選手が出場停止処分を受け、さらにケガで出場できないダニーロ・ペンリーナにも影響が及ぶ。
ワールドカップ イエローカードトップ8
オランダ:ニトゥン・アキ、マフィス・ディリテ
アルゼンチン:ゴンサロ・モンティエル、マルコス・アグナ
クロアチア:モディッチ、ロヴン
ブラジル:バヌ・グマレス、フェテ、アダ・ミレダオ
イングランド:(ゼロ)
フランス:カオ・ヤベニー、ズーリス・グーディ
モロッコ:スフーン・ロック・ラバト、ルーマンシャー、シャビリ
ポルトガル:ブノワ・フェルナンデス、ジョアン・フェリックス、ルベン・ディアス、ルベン・ネヴェス、ダニーロ・ペンリーナ