ワールドカップ・トップ8が出揃ったところで、ファイブサーティエイトのウェブサイト「スーパー計算機」が再び起動し、各チームが今大会で優勝する確率を正確に計算した。その結果、ブラジルが優勝する確率が最も高く、33%という驚異的な数字が出た。
データによると、ブラジルのSPI(ストレングス・インデックス)は93.5で、参加32チーム中最高。ベスト8で対戦するクロアチアのSPIは79にとどまり、グループステージ2位で突破した唯一のチームであり、ブラジルとの実力差は歴然としている。この予想によれば、ブラジルがベスト8で勝利する確率は77%と高い。
もうひとつの注目は、ポルトガルとモロッコの対戦だ。SPI87.9のポルトガルは現在2位につけているが、モロッコのSPIは74.4とトップ8チームの中で最も低い。この分析によると、ポルトガルのラウンド8進出成功率は68%。
ラウンドオブ8の残り2試合、オランダ対アルゼンチン、イングランド対フランスでは、勝率は比較的拮抗しており、偏りはない。具体的には、イングランドがフランスに勝つ確率は52%、フランスが勝つ確率は48%で、ほとんど見分けがつかない。
進行経路の分析によると、準々決勝でブラジルがオランダと対戦しようが、アルゼンチンと対戦しようが、勝率は51パーセント程度にとどまる。現在の予想でも、ブラジルの優勝の可能性は33パーセントとなっている。他の4強(ポルトガル、イングランド、アルゼンチン、フランス)については、勝率は12~14パーセントで、その差はほとんどない。