ワールドカップのグループDで、待望のデンマーク代表がアフリカの強豪チュニジアと対戦する。昨年の欧州選手権で準々決勝まで勝ち進んだデンマークは、機動力に優れ、ディフェンスも優れているだけに侮れない。ディフェンスも得意とするチュニジアと対峙するこの試合は、攻撃と守備の激しい攻防が予想され、ゴール数もそれほど多くないかもしれないので、得失点差2.5以下のベットがいいかもしれない。(現在618と616は火曜日の午後9時から生放送されます!)
昨年のUEFAヨーロッパリーグでデンマークのMFグスティアン・アリソンが失神するというアクシデントに見舞われたにもかかわらず、チーム全体のパフォーマンスに影響はなく、むしろ士気を高めて準々決勝まで勝ち進んだ。今年のワールドカップではギスディアン・アレクソンが復帰し、バヴヴェルディ、カジャイア、カスパー・シューマイケルといった経験豊富な選手たちとともに、このチームは非常に効率よく追い上げを見せる。ヘジャジやアンダース・キルヒェンといった堅守で知られる選手がいるため、彼らの守備を突破するのは容易ではないだろう。
両チームともディフェンス重視
デンマークを率いるヘヴェンター監督は守備第一の戦術を主張し、今年のワールドカップ予選では10試合で3失点しか喫しておらず、守備面では極めて安定している。前回のワールドカップではベスト16で敗退したものの、4試合で2失点しか喫しておらず、総失点数も2以下に抑えていることから、デンマークは主要な国際大会でも優れた守備力を持っていることがわかる。
チュニジア代表はディフェンスでも知られ、今年のワールドカップ予選では8試合中6試合でクリーンシートを達成しているが、攻撃面では火力に欠ける。シフィディニ・チャスリ、ニム・シュレダー、ユスフ・マッサリアンといったベテランは得点力が乏しく、デンマークとの初戦では2.5失点以下の確率が高く、慎重な戦いが予想される。