閉幕したばかりのワールドカップ・グループステージで、イングランドはイランを6-2のスコアで下し、驚異的な攻撃力を見せつけた。交代出場からわずか49秒でゴールを決めたラッシュフォードは、ワールドカップ史上最速の交代出場ゴール記録を樹立し、PKを外した昨年のUEFAヨーロッパリーグ決勝の影を見事に払拭し、最後に久々の勝利の笑みをもたらした。
昨シーズンのラッシュフォードのパフォーマンスは、イングランド代表の監督であるショーブリッジが落とすべき選手と考えるには十分ではなかった。幸いなことに、25歳のマンチェスター・ユナイテッドのストライカーは今シーズン、劇的に調子を上げ、ユナイテッドでの全コンペティションで19試合に出場して8ゴールを挙げ、最終的にはショーブリッジ監督を感心させ、ワールドカップにイングランド代表として出場するチャンスを再び手に入れた。
ラッシュフォードは、この試合の71分にブカヨ・サカに代わってピッチに入り、ファーストタッチでゴールを決めた。
昨年のUEFAヨーロッパリーグ決勝で、ラッシュフォードは延長戦の終了間際に交代出場し、PKを決める役割を果たしたが、不運にもタイトルを失う元凶の一人となってしまった。この試合でも交代出場ながら、まるで地獄から天国へ生まれ変わったかのように試合を決定づけた。