ワールドカップ・グループCの対決では、22日(火)夜にスリリングな逆転劇が繰り広げられた。開始直後にメイズが決めたPKのおかげでアルゼンチンが先制したものの、サウジアラビアは後半に2点を奪ってすぐに逆転し、18回コールドの奇跡でアルゼンチンに2-1の劇的な逆転勝利を収めた。この試合、3本のシュートがオフサイドと判定されたアルゼンチンは、自分たちの力を発揮するのに苦労する運命にあった。

両チームの実力差にもかかわらず、優勝候補のアルゼンチンはアグレッシブに試合を開始した。分も経たないうちに、ディ・マリアが右サイドから攻撃を仕掛け、メズがシュートを放つが、GKイオベスが片手でセーブ。

アルゼンチンの攻撃は続き、7分にはMFベルリディスがボックス内で相手選手に引き倒され、VARシステムがそれを確認し、主審がPKを与えた。メズにとっては5度目のワールドカップ決勝ウィークとなったが、彼はこのPKを難なく決め、アルゼンチン史上初めてワールドカップ4大会すべてで得点を決めた選手となった、シーラ、ゴルス、クロンである。

22分、メスは再び得点のチャンスを得たが、ワンタッチシュートはオフサイドの判定。そのわずか5分後、ナダル・マルティネスのワンタッチシュートもオフサイドの判定を受け、さらにインテル・ミラノのストライカーがまたもオフサイドでゴールを決め、アルゼンチンは3試合連続で「黒笛」に見舞われ、1-0とリードされたままハーフタイムを迎えた。

試合再開後、試合は一転した。48分、フィールド中央でボールをインターセプトしたサウジアラビアがすぐさま反撃に転じ、エシュヒリが角度のないところからゴールを決めてスコアを1-1とした。その5分も経たないうちにアイダシャニが追加点を決め、サウジアラビアがリードを2-1とした。

62分、アルゼンチンは同点のチャンスを得たが、ダリアフィコの至近距離からのシュートはイオベスが果敢にセーブ。ディ・マリアのシュートもしっかりとイオベスにキャッチされ、メスのPKはクロスバーを高く越え、珍しくヘディングシュートを放つが、これもイオベスに阻まれ、アルゼンチンの無敗記録が途切れた。

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