カタール・ワールドカップが目前に迫り、スペイン代表は準備に余念がない。グループEの初戦の相手はコスタリカ。しかし、『アス』紙は、常駐するホテルの空調温度が低すぎるため、屋内と屋外の温度差が激しく、実際に7人の選手が不運にも風邪を引いてしまい、チームの試合前の準備に多大な支障をきたしたというニュースを伝えた。
ワールドカップは冬に開催されるにもかかわらず、カタールの暑さはやまず、30度を超える気温が選手たちを苦しめている。先に7人のスペイン人選手が集団風邪を引き、中でもストライカーのエバル・モラダは喉の痛みに加え、胃腸炎を伴う深刻な症状に見舞われた。アス』紙の分析によると、選手たちが風邪を引いた原因は、ホテルの冷房温度が低すぎるため、屋内と屋外の温度差が大きくなりすぎて、選手たちが適応しにくくなっているためだという。
この問題に直面しているのはスペインだけでなく、ドイツのストライカー、フーコーや日本の三鷹薫も同様だ。選手たちはカタールの極端な気候に適応するためにもっと時間が必要なようだ。