水曜日（2日）の未明、UEFAヨーロッパリーグ・グループAのハイライト、ナポリ戦がリバプールのホームで行なわれた。ドイツ人監督にとってUEFAヨーロッパリーグ100試合目、リヴァプール指揮官としては400試合目の試合だった。選手たちは素晴らしいパフォーマンスを見せ、モハメド・サラーとダヴィン・カイトがそれぞれゴールを決めてナポリに2-0の勝利を収め、クロップ監督に節目の試合での勝利のプレゼントを贈った。
この試合を前に両チームがトーナメント敗退が決定していたため、この試合はグループ首位通過を争う上で非常に重要なものとなった。試合は85分、モハメド・サラーがボックス内から巧みなゴールで均衡を破った。ロスタイムにはダビン・カイトがヘディングでゴールを決め、2-0で試合を終えた。
リヴァプールはこの試合に勝利し、ナポリの勝ち点に並んだものの、直接対決の結果、第1レグを1-4で落とし、グループ2位での予選通過にとどまったため、ラウンド16では他のグループのプレミアリーグ上位チーム以外のチームと対戦することになり、バイエルン・ミュンヘンなどの強敵と対戦する可能性もある。
特筆すべきは、クロップがUEFA史上7人目の100試合出場に導いた監督となり、その間に58勝を挙げたことで、100試合出場という点では、61勝を挙げたペップ・グアルディオラに次いで2番目である。
さらにクロップは、リバプール史上4人目の400試合出場に導いた指導者となり、その間に243勝を挙げ、400試合出場に導いたレッズ史上最高の勝率を記録した。
同グループのもう1試合では、アヤックスがアウェーでレンジャーズを3-1で下し、グループ3位でヨーロッパリーグ進出を決めた。
