前節の京都イモータルズ戦に3-1で勝利した川崎フロンターレは、ここ最近の3試合をすべて3点差で勝利し、首位の横浜マリナーズとの勝ち点差を2に縮めている。
横浜マリナーズがこのところ2連敗を喫しているのに対し、川崎フロンターレは2連勝と絶好調で、タイトル獲得の可能性が高まっている。ベテランの小林祐希は好調で、京都不死身とのリーグ開幕3連戦ではいずれも得点を決めている。
一方、神戸ビクトリーボートもここ5試合全勝と好調で、降格圏からの脱出に成功している。ビクトリーシップがこの好調を維持できている最大の理由は、大迫勇也の復帰によるもので、彼のゴール能力は著しく向上している。しかし、この試合で何かを得ようとするなら、神戸ビクトリーのバックラインは安定したプレーを続けなければ、相手の強力な攻撃の前に「攻めすぎ、守りすぎ、逆転は難しい」という苦境に立たされることになるだろう。