終了したばかりの試合では、アーセナルのストライカー、ガブリエル・マルティネッリが2独走ゴールとファインアシストを決め、チームをリバプールとの逆転勝利(3-2)に導く活躍を見せたが、その活躍が注目されるなか、アーセナルが21歳のブラジル代表FWとの契約延長交渉の準備を進めており、現在の週給7万ポンドから20万ポンドへと大幅にアップさせる予定であることが英『デイリー・メール』紙に明らかになった。
マルティネッリは2024年夏で契約満了となり、クラブは優先的に契約延長をする権利を持つが、このスター選手の注目度が高まっていることを考慮し、また他の巨人クラブに引き抜かれるのを防ぐため、アーセナルは早期の契約延長に踏み切り、週給20万ポンド(約8000万円)を提示し、チーム内で最も高給取りの選手のひとりとするつもりだ。
現在、アーセナルには週給20万ポンドの選手がガブリエル・ジェシーとトーマス・パルディの2人しかおらず、クラブはブカヨ・サカというもう一人の若い核に週給20万ポンドの新契約をオファーする予定だというから、アーセナルがマルティネッリに与えたこの新契約は、すでにチームの頂点に立つものだ。
しかし内部情報筋によると、マルティネッリの代理人は契約延長の条件にまだ不満を抱いており、両者の最終合意には至っていないとのことで、アーセナルは才能あるスコアラーを引き留めるためにはさらなる増額が必要になるかもしれない。