12日(水)未明、UEFAヨーロッパリーグ・グループGの組み合わせが一転、劇的な展開となった。
マンチェスター・シティ
いつもは無敵のチームが、日曜日の夜(16日)、プレミアリーグの大一番に挑む。
リバプール(イングランド)
戦力を温存するため、指揮官のゴルディオナは先発メンバーを大胆に調整した。ゴールスコアラーのアイニン・シャラントを休ませるなどした結果、チームのフォワードラインは大きく力を失い、PK戦でもゴールを突破できず、デンマークのコペンハーゲンとのアウェイ戦は0-0で引き分け、3連勝の勢いは突然終わりを告げ、当初1.07だったアウェイ勝利のオッズは一瞬にして崩れ去ったのだから、本当に嘆かわしい。
マンチェスター・シティ
チームの2人の好調なアタッカー、アイニン・チャラントとフィル・コットンはともにベンチに下がり、ズリアン・イバリス、キアリッシュ、マレズがフォワードラインに入った。
試合開始からわずか11分。
マンチェスター・シティ
MFロディ・カスジャンディがロングレンジからゴールを決めたが、VARによる再プレーの結果、主審はマレスが最初にハンドボールのファウルを犯したと判定し、ゴールは認められなかった。
25分には、コペンハーゲンのDFパウリッセンもペナルティーエリア内でハンドボールを犯し、12ヤードのPKの笛を吹かれた。このPKはマレスが取ったが、GKガバラにはじかれたため、マレスはほぼ「ワンマン」で12ヤードのPKとなった。
マンチェスター・シティ
つの得点チャンスを失った。
マンチェスター・シティ
もうひとつの失点の原因は、左タックルのレギュラーとしてプレーしていたサジ・オゴメスが30分に退場となり、試合のほとんどを1人少ない人数でプレーすることになったことだ。ゴルディオナは33分に交代を余儀なくされ、マレスに代えてセンターハーフのルーベン・ディアスを投入し、チームの攻撃力をさらに1点減らした。
それでもゴディオナは引き分けに満足したようで、アイニン・チャラントを全試合欠場させ、次のプレミアリーグ・アウェーでの挑戦に完全休養を与えた。
リバプール(イングランド)
にもかかわらず、である。
マンチェスター・シティ
勝ち点を失ってもグループGの首位は変わらず、2位ドーモントとの勝ち点差は3、3位ザビエルとの勝ち点差は8で、予選突破の見通しは明るい。