弱冠22歳、ブラジルの新星
アンソニー・マフィオス
アヤックスからマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が間近に迫ったというニュースは、大きな反響を呼んだ。競争の激しいプレミアリーグで足場を固められるほど成熟しているのか、という疑問の声もあった。しかし、ブラジル代表FWは年齢以上に成熟しており、19歳にして父親を持ち、本を出版するなどマルチな才能を発揮している。
アンソニー・マフィオス
ブラジルのサンパウロで生まれ、10歳でサンパウロのユースに入団した彼は、4年前にトップチームに昇格すると、瞬く間に驚異的な才能を発揮し、マンチェスター・シティやエヴァートンといった欧州の強豪から注目を集めた。そして2020年2月、アヤックスが1300万ポンドで獲得した。
オランダの名門ウィンブルドンが、アヤックスに高額な移籍金を支払ったことを公に批判した。
アンソニー・マフィオス
ユース育成で知られるオランダのリーグ・ワンであれば、これほど高額な移籍金を投じる必要はないという判断だった。しかし、それからわずか2年半後。
アンソニー・マフィオス
その後、ウィンブルドンの価値は8,400万ポンドまで急騰し、ウィンブルドンの批判はかなり恥ずかしくなった。
特筆すべきは
アンソニー・マフィオス
昨年の東京オリンピックの男子サッカーではブラジル代表の金メダル獲得に貢献し、代表チームでは9試合で2ゴールを挙げた。ブラジルがワールドカップで優勝するためには、彼の活躍が必要不可欠なのだ。