マンチェスター・ユナイテッドのチームは新戦力の加入で流動的だが、一方でかつてのスター候補が犠牲になっている。先日、マンチェスター・ユナイテッドは19歳のMFマクブライドをチャンピオンシップのバーミンガムに1シーズンレンタルすることを正式に発表した。
思えば3年前、マンチェスター・ユナイテッドはフランス生まれのチュニジア代表FWマビリーをモナコから1000万ユーロで引き抜き、ユースシステムに組み込んで、そのポテンシャルを高く評価していた。昨年5月にはユナイテッドでトップチームデビューを果たし、当時のススケッツァ監督が若手選手の登用に関心を示していたこともあり、マクブライドの未来は明るい。
しかし、ススケーチャの退団によって、ユナイテッドのユース選手の状況は急転直下、特にタンホイザー現監督は自分の監督としての能力を証明する必要に迫られ、実績のあるスター選手の再利用を好むようになった。このような背景から、若手選手の将来が危ぶまれ、マクブライドはバーミンガムにレンタルされ、試合経験を積むことになった。
バーミンガムとマンチェスター・ユナイテッドとの間には、長いレンタル移籍の歴史がある。