移籍シーズンも終盤に差し掛かり、プレミアリーグの得点王が市場にお披露目された。リーグ戦が第6ラウンドに突入した今、過去のスタッツを振り返ってお気に入りの得点王を先に確定させておく価値はあるだろう。
2000/01シーズン以降、得点王はほぼ毎年ビッグ6から生まれているが、唯一の例外はレスター・シティのストライカー、ジミー・ウォーディが独占した2019/20シーズンだけだ。したがって、得点王を選ぶ際に「弱肉強食の助け合い」にこだわる必要はなく、ビッグ6に注目すればいいのだ。
ここまでの2018/19シーズンから、計7人の得点王が誕生したが、いずれも23ゴール以上は決めていない。マンチェスター・シティのストライカー、シャランテはリーグ戦6戦で10ゴールを決めており、この勢いによれば、不慮の怪我さえなければ、1シーズンで40ゴールも夢ではなく、間違いなく得点王にふさわしい。
オッズに興味がなく、冷静な選択肢を試したいのであれば、リヴァプールのモハメド・サナは注目に値する。シーズン序盤は目立った活躍がなかったシャナだが、過去5年間で3度プレミアリーグ・ゴールデンブーツを獲得した強さと経験を持っている。もし彼がキャリアを活性化させることができれば、最大12倍のリターンが期待できる彼の今シーズンも好成績に少額ベットする価値がある。