イングランド・プレミアリーグは3日夜、注目のマージーサイド・ダービーを熱く演じた。試合連続未勝利のエヴァートンを相手に、3試合連続未勝利のリバプールのモハメド・サナアが主賓として登場し、両者は最終的に0-0のドローで握手を交わした。リヴァプールは新シーズン6試合目にして2勝しか挙げておらず、サナの調子はユルゲン・クロップ監督を頭痛の種にさせている。

リバプールは、キャプテンのジョーダン・ヘンダーソン、チアゴ・アルカンタラ、ナビー・ケイタら中盤の選手がケガで欠場。前節ニューカッスル戦で試合終了間際に決勝点を挙げた若手FWファビオ・カルバーリョが先発し、高値で買われた矢先のFWダヴィン・スーネスが3試合の出場停止からようやく復帰、獲得したばかりのMFアイーファ・マイヤーも交代で出場した。しかし、アンソニー・ゴードンは一歩遅かった。マオビはレッズ守備陣のミスに乗じてボックス手前から素早いシュートを放ったが、GKビックフォードに防がれた。ハーフタイム直前には、リバプールのダビン・スーネスが狭い位置から強烈なシュートを狙ったが、これはビックフォードにセーブされた。

リヴァプールはファビオ・カルバーリョに代えて最近好調のロベルト・フィルミーノを投入し、「シュガー・ドラゴン」に勝負を挑んだ。ダビン・スーネスがボックス内で大混乱を起こしたが、センシのシュートはクロスバーを越え、ロベルト・フィルミーノのヘディングシュートはビックフォードを越えることはできなかった。その直後、エバートンが素早いカウンターを仕掛け、マ帯の至近距離からのシュートはリヴァプールのGKアリソンに防がれた。交代出場のデューイ・マクニールが素早いシュートを放つが、わずかに方向が変わって突破できず、結局0-0で引き分けた。

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