7000万ポンドという巨額の移籍金で引き抜かれたカスミルは、ユナイテッドの公式SNSアカウントでたびたび紹介されてきたが、カスミルのオールド・トラッフォード・スタジアムでのデビュー戦の動画が騒動を巻き起こしている。ファンは、ユナイテッドがサウンドトラックの「アンチ・グラッシャ」の歌を、「マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・ユナイテッド」と唱えるファンのコーラスに置き換えていることに気づいたのだ。
カシミールはリバプール戦でオールド・トラッフォード・スタジアムに初登場したが、スタジアム内ではファンが「グラッサの退団を要求する」と唱える抗議デモが起きていた。ところが、ユナイテッド登場の公式映像が誤って「編集」され、ファンが一斉に「ユナイテッド、ユナイテッド、ユナイテッド」と唱えていたのだ。現場にいた一部のファンは当日のビデオを証拠として持ち出し、ユナイテッドのこの「事実の改ざん」を暴露した。
事件後、多くのネットユーザーがユナイテッドの公式ツイッターで「ユナイテッドは本当にファンがこんなことに気づかないと思ったのか、情けない」、「恥知らずだが、ユナイテッドがやったことには驚かない、「何という恥ずかしさだ」。
