待ちに待ったUEFAスーパーカップが11日(木)未明、フィンランドの首都ヘルシンキにある中立地のスタジアムでキックオフされ、昨年のUEFAチャンピオンズリーグ優勝チーム、レアル・マドリードが昨年のヨーロッパリーグ優勝チーム、アイントラハト・フランクフルトと対戦する。スペイン紙『アス』によると、レアル・マドリードのファンはこの一戦に乗り気ではなかったようで、購入されたチケットはわずか1700枚。対照的に、アイントラハト・フランクフルトのファンは、すでに割り当てられた8,000枚のチケットを買い占め、さらに17,000枚のチケットを一般から購入し、レアル・マドリードを圧倒する「パッケージ・スタジアム戦術」をとる見込みだという。

欧州サッカー協会(EFA)は、レアル・マドリードとアイントラハト・フランクフルトにそれぞれ8,000枚のチケットを配布し、ファンが購入できるようにすることを定めていた。しかし、レアル・マドリードのファンはフィンランド遠征に無関心だったようで、チケットはわずか1,700枚しか売れなかった。

フランクフルトがUEFAスーパーカップに出場する機会はめったになく、ファンは当然、チームが優勝する瞬間を目撃したいと熱望した。その結果、彼らは8000枚のチケットを早々に買い占めてしまった。この需要の高さから、多くのアイントラハト・フランクフルトのファンが一般からチケットを購入することが予想される。

スタジアムの総座席数は36,000。もしアイントラハト・フランクフルトのファンが17,000枚の一般チケットを購入し、さらに当初の8,000枚のチケットを購入すれば、約25,000人のアイントラハト・フランクフルトのファンが客席の70%近くを占めることになり、スタジアムは彼らのホームグラウンドと化し、アイントラハト・フランクフルトの名声にも大きく貢献することになる。

思えば、前回のヨーロッパリーグ第8節の2回戦では、バルセロナのファンは試合に対して生ぬるく、フランクフルトのファンはこの機に乗じてルイエンベルク・スタジアムのチケットをほとんど買い占め、その勢いで開催国バルセロナを圧倒し、最終的には3-2の逆転で決勝ラウンド進出を決めた。もしかしたら、このUEFAスーパーカップも歴史的な大逆転劇になるかもしれない。

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