プレミアリーグの強豪、トッテナム・ホットスパーは土曜日の午後、イスラエルのハイファでローマとウォームアップ・マッチを行ない、カルロ・アンチェロッティとジョゼ・モウリーニョという2人の名監督がアウェーで対戦した。モウリーニョ率いるローマは、新加入のパウロ・ディバナの見事なアシストでトッテナムを1-0で下し、モウリーニョは古巣の前で再び優位性を証明した。
トッテナム・ホットスパーは、ハリー・ケインとソンが前線でコンビを組むなど、主力を欠いた試合となったが、ローマの守備は堅く、28分にはコーナーキックからロジャー・イバネスがヘディングシュートを決めた。センターバックのクリスティアン・ロメロが何度もファウルを犯し、激しいぶつかり合いに発展。結局、ローマが1-0で辛くも勝利を収めた。
トッテナム・ホットスパーはプレシーズンのウォームアップ・ゲームで初めて敗れたが、カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、次のように告白した。開幕前最後のウォームアップ・ゲームで敗れたことは理想的ではないが、敗戦によって選手たちがより現実的になり、チーム全体がより謙虚にトレーニングに打ち込めるようになることもある。トッテナム・ホットスパーはすでに競争力を持っていると信じている。