トルコのメディア大手『NTV Spor』は、ドイツ代表MFオスルがフェーレンバッハとの契約を正式に解消したことを明らかにし、33歳のスター選手のトルコ・スーパーリグでの「夢の旅」に終止符を打った。なお、オスルには引退の意志はなく、トルコ・スーパーリーグの強豪バシャクシュシミールと交渉中で、イスタンブールでキャリアを続ける見込みだという。
オスルは昨年1月、アーセナルと決別し、トルコ・スーパーリーグの強豪フェーレンバッハでプレーするのが夢だったと、幼少期からの応援団であるフェーレンバッハへの移籍を選んだ。しかし、TPLでの1年半は思うようにいかず、成績不振で両監督との関係もぎくしゃくしていた。今年3月には懲戒処分で無期限の出場停止処分を受け、夏にはポルトガル人監督のジョージ・ジェティスにコーチングスタッフが変わったにもかかわらず、オスルは信頼を得ることができなかった。オスルは契約満了まで残ることを公言していたが、フェーレンバッハはチームの士気に影響を与えないよう、早期の契約解除を決断した。