土曜の夜、ウェンブリーでEFLカップ決勝が行なわれ、チェルシーとリバプールの頂上決戦が幕を開ける。リヴァプールがPK戦で勝利したEFLカップ決勝の再現となるこの試合、両者の強さは一目瞭然だ。チェルシーはタイトル獲得に執念を燃やし、リヴァプールは多方面からプレッシャーを受けながらも慎重な戦いを強いられるだろう。 過去3度の対戦はハーフタイムの引き分けに終わっており、おそらくこの再戦でもハーフタイムの引き分けが常態化するだろう。(土曜日の午後11時45分からTVBジェイドで生中継)

チェルシーとリバプールは2月末のEFLカップ決勝で再び対戦し、120分の戦いは0-0の引き分けに終わり、リバプールがPK戦で辛くも勝利、チェルシーはタイトルを逃した。今季のプレミアリーグでの2度の対戦も2-2、1-1の引き分けに終わっており、両チームの実力が拮抗していることがわかるが、勝者と敗者を分けるのは容易ではない。今回の対戦も、法定時間内であれば、そしてPK戦までもつれ込めば、不可能ではない。

今回のチェルシーと前回の決勝戦の最大の違いは、クラブのオーナーが変わったことだ。ロシアの大物ウラジミール・アブラモビッチが売却を完了し、19年間のアブ時代が終わりを告げ、新たにアメリカの大物トッド・ボーリーが後を継いだ。チェルシーがすぐにEFLカップで優勝できれば、新オーナーへの最高のプレゼントになるだろう。ミッドウィークに行われたリーズ・ユナイテッドとのアウェイ戦では、チェルシーは3-0の勝利を収めたものの、相手は格上のリバプール、しかも中盤のセンターハーフ、コ・ワウ・シクが負傷している。

リバプール、マルチフロント戦争への道

前人未到の4冠に向けて突き進むリヴァプールだが、EPL最終節のアストン・ヴィラ戦ではアウェイで2-1の勝利を収めたものの、リーグ戦ではマンチェスター・シティに勝ち点3差をつけられており、タイトル獲得の可能性は決して高くない。多方面で戦わなければならないこと、前節でMFファビーニョが負傷したこともあり、指揮官ゴップも次の試合に影響しないよう、選手たちに安定感を保つよう求めるだろう。両チームの過去3度の対戦はハーフタイムの引き分けに終わっているため、この決勝戦も軽視はできず、ハーフタイムの引き分けが濃厚だ。

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