UEFAヨーロッパリーグ準々決勝2ndレグ、リバプールはハーフタイムに2点のビハインドを背負い、絶体絶命のピンチに立たされたが、ビジャレアルを相手に僅差の逆転劇を演じ、決勝進出を果たした。この試合のターニングポイントとなったのは、「レッズ」のボス、ユルゲン・クロップが後半開始直後に行った決定的な交代だった。
ルイス・ディアスは後半の45分間しかプレーしなかったが、それでも36タッチ、20本のパス、そのうち18本が正確に味方をとらえ、4度のゴールへのトライ、4度の相手ディフェンスの突破、5度のグラウンドでの相手との激しい対決と、目を見張るようなパフォーマンスを見せた。
UEFAテクニカル・オブザーバー・ミッションは、ルイス・ディアスが試合の流れに大きな影響を与え、常に脅威を与えていたと評価し、プレーヤー・オブ・ザ・マッチの栄誉を与えた。
1月末にポルトからリバプールに移籍したルイス・ディアス(25歳)は、UEFA決勝を初めて経験し、試合後は感極まって思わず涙ぐんだ。