レアル・マドリーに別れを告げようとしているガリフ・バリの行き先が注目されている。D.C.ユナイテッドは今夏、ウェールズ代表のスター選手をフリーで獲得することに興味を示しており、2018/19シーズンにイングランド代表のスター選手だったロニーよりも高い週給を提示し、引き抜きを狙っているとさえ報じられている。
ワシントン・ポスト』紙によると、D.C.ユナイテッドはガリフ・バリと積極的に交渉しており、ロニーがかつて所属していたチームよりも高い週給を提示することを約束しているという。両者の最終合意には至っていないものの、移籍が成功するという楽観的な見方が広がっている。何しろ、ワールドカップが年末に迫っており、ウェールズ代表がまだ最終予選に進んでいないとはいえ、ガリフ・バリは自分のプレーを向上させるために、安定した試合出場を目指して戦う必要があるからだ。
ガリフ・バリはレアル・マドリードに9年間在籍し、250試合以上に出場している。しかし、近年は怪我に悩まされ、昨シーズンはトッテナム・ホットスパーにレンタルされ、今シーズンはわずか7試合の出場で1ゴール。現在、週給55万ポンドの32歳のウインガーは、最近スペイン紙『マルカ』に「レアル・マドリードのユーロを吸い上げる寄生虫」と評された。