イタリアサッカー界がワールドカップ決勝ラウンド進出を夢見ているにもかかわらず、国内メディアはまだ希望の光を残している。イランがワールドカップ最終予選で女性ファンの観戦を禁止してFIFAを怒らせ、厳しい罰則、場合によっては大会失格の可能性もあると報じられている。その場合、世界ランク6位で予選落ちしたイタリアがチャンスをつかむかもしれない。
スローミラー』や『スカイスポーツ』などイタリアの複数のメディアは、ワールドカップのイラン対レバノン戦で2000人の女性ファンが追い返されたと報じた。会場では観客を退散させるためにペッパースプレーまで使用されたという。実際、FIFAは2019年にこの禁止令についてイランに警告を発したが、イランは自分たちのしたことを続け、いまや自縄自縛に陥っている。
イランの関係者も事態の深刻さを認識しているようで、FIFAから不穏なニュースが流れていることをSNSで明かし、最悪の場合、イランが大会から失格となる可能性もあるとの憶測が飛び交っている。
イタリアのメディアは、イランが出場禁止になった場合、イタリアが代役を務める可能性があると指摘した。イタリアは現在世界ランキング6位なので、もし代役のチャンスがあるとすれば、理論的にはアジア地域のチームになるはずだ。しかし、これは数ある可能性のひとつに過ぎないことも強調されている。
