ドイツサッカー界のスーパースター、オスルが最近、キャリアの大逆転劇に見舞われた。彼はトルコのクラブ、フェーレンバッハに振り落とされたのだが、クラブとの関係が破綻したのはこれが初めてではない。元チームメイトのモントリオールはインタビューで、オスルの問題は「誰とでも仲良くなれるわけではない」ことだと率直に語り、アーセナル時代の終盤にも2人の関係は悪化し、結局は袂を分かつことになった。
オシルは昨年初めにアーセナルからフェーレンバッハに移籍し、"母国 "トルコに戻るという夢を叶えようとしたが、新しいクラブでは起用されなかった。最近では、監督との不仲が原因と噂され、メンバーから外されている。オスルとともにプレーし、現在はレアル・ススダールでプレーするアーセナルのベテラン、モントリオールは次のようにコメントしている。アーセン・ヴェンゲルと決裂し、ここ数試合は出番がなかった。その後、エメリは彼に再びチームリーダーとしての役割を求めたが、すぐに彼の調子が他の選手と同等でないことに気づいた。"
実際、デビュー以来、オスルはプレーしたすべてのチームで不幸な別れを経験している。シャルク04とヴェルダー・ブレーメン時代には、年俸問題やレアル・マドリーへの移籍要求でクラブと衝突し、レアル・マドリー時代の終盤には契約延長をめぐってまたもや意見の相違があり、アーセナル移籍後は、レアル・マドリーのピリエス会長から父親の飽くなき貪欲さを批判されたこともあった。アーセナル時代の後期には、減俸を拒否したことと調子の落ち込みから凍結された。2018年ワールドカップ後には、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領との親密な関係も相まって、移民の子孫である自分を差別しているとDFB主将やドイツ国民を非難する声明まで発表し、ドイツ国内では公然の敵となった。フェーレンバッハでさえ彼を捨てた今、この物議を醸すスターを獲得する勇気のあるクラブは他にあるのだろうか。