イタリア・メディア『トータル・マーケット』は、チェルシーがスター選手のカサダイを移籍金2000万ユーロで移籍市場に押し出そうとしていることを明らかにした。オランダのフェイエノールトが真っ先に動き出し、セリエAのフィオレンティーナやラツィオもこのイタリアU21代表に興味を示しているという。
カサダイに対するチェルシーの態度が変わったようだ。以前は、ブルーズは若い才能を引き留めようとし、レンタルまでしていた。しかし、12人もの選手がチームを去る運命に直面する可能性があり、レンタル枠が1人しか残っていないというチームの厚みを考えると、チェルシーはカサダイの将来を再評価せざるを得なかった。
カサダイはU21イタリア代表で輝きを放っているが、イングランドでの出場はほとんどない。フェイエノールトはオファーを出したが、選手の個人的な希望はまだ考慮されていない。カサダイは母国に戻ることを熱望しており、試合を通じて自分を向上させたいと願っている。
フィオレンティーナとラツィオもまた、カサダイのようなMFを探している。フィオレンティーナはボヴェの退団で中盤が弱体化しており、ラツィオはカサダイを補強候補と見ている。両クラブとも、将来の移籍金折半を目指し、チェルシーとの交渉を開始する見込みで、移籍金は1000万ユーロから1200万ユーロと見られている。