スリリングな第1ピリオドの後、両者ともこの状況を打破することはできなかった。しかし流れは変わり、後半70分、マフレズの巧みなアシストとイヴァン・トーニのピンポイントのヘディングシュートで、ジェッダ・ナショナルが1-0とリードを奪う。そして74分、マフレズが再びアシストし、イヴァン・トーニが2得点して2-0とすると、92分にカクがゴールを決めてアル・アインの名誉を守ったものの、最終スコアは1-2でアル・アインが勝利した。 この勝利により、ジェッダ・ナショナルは5連勝を飾り、勝ち点を15に伸ばして西アジア・ゾーンの順位を一時的にトップに浮上させた。9位のペルセポリスとの勝ち点差を13に広げ、予定より3ラウンド早くベスト16に進出し、今シーズンのAFCチャンピオンズリーグでノックアウト・ステージに進出した最初のチームとなった。 一方、テヘラン・インデペンデンスとタシュケント・コットン・ベアーズの試合も、同様に淡々としたものだった。テヘラン・インディペンデンスは60パーセントのポゼッションを誇り、5本のシュートのうち3本をゴールに叩き込んだ。一方、タシュケント一方は5本のシュートをゴールに叩き込んだが、1ゴールも決めることができなかった。結局、両者は0-0で握手を交わした。 蔚山現代対上海港(18:00)、神戸ビクトリー対中央コーストマリナーズ(18:00)、山東泰山対ジョホールバル(20:00)、そしてブリラムユナイテッド対川崎フロンターレ(20:00)である。
上海港は韓国の蔚山現代と対戦する。このチームは東アジアで唯一、開幕4連敗で勝ち点ゼロのチームであり、中国スーパーリーグ王者はこの試合で勝ち点3を獲得したいところだ。一方、山東泰山は崔康熙(チェ・カンヒ)監督の謹慎処分を受けて、ホームでの最終戦に臨む。