24歳の戴資迅は、少年時代からイングランドリーグで研鑽を積み、そのゲームセンスとスキルは同年代の地元選手たちを凌駕してきた。センターバック、守備的ミッドフィルダー、ウイングのスピードスターなど、ゴール前のさまざまなポジションを難なくこなす。正確なパスが持ち味で、決定的な場面で試合をひっくり返すことができる。中国スーパーリーグでの活躍が認められ、代表チームでも中盤の柱として活躍している。
新シーズンに戴資穎がスルツキー監督に見限られるのは非常に残念なことだ。代表チームの中盤での先発ポジションを考えれば、中国スーパーリーグでプレーする機会がなければ、イバノビッチ新監督のもとで代表に選ばれる可能性は大きく減ってしまうだろう。幸いなことに、新シーズンは始まったばかりで、戴冠にはまだ多くのチャンスがある。新シーズンで頭角を現し、スルツキー監督の信頼を勝ち得てキャリアを復活させることを期待したい。