中国スーパーリーグの黄金期には、多くのサッカー界のスーパースターが現れては消えていったが、かつて圧倒的な強さを誇った広州恒大はさらにスター性を増している。先日、広州恒大で偉大な功績を残した名ストライカー、ジャクソン・マルティネスがメディアのインタビューで、緑のフィールドに戻り、選手としてのキャリアを再スタートさせる用意があることを明かした。もしマルティネスが期待通りのカムバックを果たすことができれば、3年近い引退生活を経てフィールドに復帰したことになる。
しかし、マルティネスは足首の負傷により2021年初頭に引退を表明。にもかかわらず、カムバックの噂は絶えることがなかった。先日、コロンビアのメディア『lared』のインタビューに応じたマルティネスは、カムバックに関する最新情報を明かした。
マルティネスは、「今年、メデジン・インデペンディエンテに移籍するチャンスがあったんだけど、結局、体調不良のために移籍を断念したんだ。今はかなり回復して、身体的な問題はないと感じている。いくつものオファーを受けているのは事実だし、彼らはピッチで自分の才能を発揮し続けることを望んでいる。これらの契約については真剣に検討するつもりだ。もちろん、家族のことを一番に考えている。オファーを受けることで家族と離れることになるのなら、むしろ諦める方を選びたい。"
実際、過去2年間、マルティネスは少なくとも2度カムバックの機会を得たが、さまざまな理由で結局は果たせなかった。そして今回、マルティネスは複数のオファーを手にしていることを明かしており、過去2回の噂よりは明らかに信頼できる。2年以上の休養を経て、かつて負った足首の怪我はもはや問題ではない。
マルティネスは広州恒大にとって貴重な戦力であり、2016年初頭に4200万ユーロ以上の移籍金で加入し、中国スーパーリーグ選手の移籍金新記録を樹立したこともあった。あのクレイジーな冬、彼のパフォーマンスは期待に応えるものではなく、「水商売のスーパースター」というレッテルを貼られたものの、それでも広州恒大の中国スーパーリーグ優勝に貢献した。
