12月15日のAFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第6節で、泰山がアウェーでマリナーズに0-3で敗れたとき、このチームの回復力に驚嘆せずにはいられなかった。とはいえ、グループ2位をキープできたのは幸運だった。12月28日にAFCチャンピオンズリーグ16強の組み合わせ抽選が行われ、ノックアウトステージ第1ラウンドは旧正月4日目の2月13日に予定されている。
しかし、AFCチャンピオンズリーグ・グループステージとFAカップ決勝で、泰山は攻撃力不足、中盤の乱れ、バックラインの老朽化を露呈した。来年、チームが躍進を望むのであれば、チームを強化し、ベンチメンバーをアップグレードしなければならない。内外からの補強は最優先事項である。外国人のゼカ、カザ、深センのバックローワーであるワカソがチームに合流する見込みだという。
年末は内外選手獲得のゴールデンタイム。ドイツ移籍市場ネットワークは12月15日、中国スーパーリーグの選手価値と2023年末時点のクラブ総額を更新した。環境の影響もあり、中国スーパーリーグ全体の価値は2075万ユーロ下がり、前期比で14.7%縮小した。トップチームの高齢化が価値下落の主な理由である。
外国人援助額では、ハーバーの外国人オスカルが500万ユーロでトップ、次いでバルガスが400万ユーロ。泰山の外国人クレッサンと浙江にレンタル中のレナルドは350万ユーロで同率3位で、レナルドは今シーズンの活躍で価値も急上昇。以下、ロムロ、アジズ、セルジーニョと続く。
地元選手では、呉磊が150万ユーロで1位を堅守、姜広泰と姜昇龍が70万ユーロで2位タイ、張雨寧、戴偉軍、朱成傑が60万ユーロで4位タイ、魏志浩と王尚淵が55万ユーロで6位タイ、謝鵬飛、陳普、劉洋が50万ユーロで8位タイとなっている。泰山の2人の国際的なプレーヤーは、その卓越したパフォーマンスで大金の価値がある。さらに、ジャドソン、パト、劉斌斌、フェルナンド、黄振宇などの選手の価値も反映され、チームを去ったフェライニも50万ユーロの価値があった。
クラブ総額は、上海港が1635万ユーロで中国スーパーリーグ1位、浙江が1058万ユーロで2位と3位、上海申花が1030万ユーロで4位、山東泰山が4位、武漢三鎮と成都栄城が7位、北京国安が830万ユーロで8位だった。
お分かりのように、神華が今季FAカップで優勝したことは、選手とクラブの価値という点では驚きではないし、泰山の3度の準優勝は当然の結果だ。浙江と武漢のAFCチャンピオンズリーグ出場も、彼らの価値と強さの反映だ。現在、AFCには100万ユーロ以上の価値がある選手が189人おり、そのうち日本人選手は72人で、全体の40%近くを占めている。中国人選手はウー・レイ(150万ユーロ)のみである。