中国スーパーリーグ第28節はまだ終わっていないが、順位表の地図はおおよそ確定した。今のところ、注目は勝ち点と順位の争いだ。上位3チームに変動はないが、降格圏はまだ下位にある。実際、スーパーリーグのタイトル争いは最終節で決着がつくかもしれない。タイシャンも香港も、首位をキープするためには勝利が必要なのだ。
香港が5ポイントリードで首位に立ち、タイシャンが3ポイント差で2位に続いた。
ルミ国際サッカー菅大山、初の見出し
2連敗しない限り、タイトルは間違いない。タイシャンの過去の実績からすれば、引き分けでも首位はキープできる。香港が休んでいる間、泰山は連戦をこなし、かなりの体力を消耗した。
香港は守備を固めて泰山と引き分ければいい。タイシャンがこのままサスペンスを続けたいのであれば、ゴール効率の確保が必要だろう。タイトルは揺るがないが、リーグ2位争いは熾烈を極めている。次戦で泰山が勝てば、準優勝の座を確保できる。しかし、他のチームも勝ち点で拮抗しているため、上位3位まではまだわからない。
神華は準優勝を目指し、3位争いは安定しつつある。国安と浙江にはまだチャンスがあるが、神華は3位を確定させるために必要なのは1勝だけである。
理論的には、国安と三鎮が神華に追いつく可能性はあるが、勝ち点差は1ゲームしかない。泰山は浙江に5ポイント差、国安は6ポイント差なので、国安が追いつくことはできない。浙江が神華を追い越すには、最終戦で神華を倒さなければならない。よって、泰山が3位以内を固めるが、準優勝争いはまだ分からない。
神華と浙江は、勝者が3位以内を確定させる重要な試合だ。国安の次の相手は深センと成都栄城。国安は深センを簡単に破り、リーグ3位争いはますます激しくなると予想されるが、神華のパフォーマンスが重要な役割を果たすだろう。泰山は上海と引き分けたため、変更はない。
降格の行方は次節の結果次第であり、マナティーズと大連の一戦が降格の行方を左右する。マナティーズは勝利を目指してくるだろうが、ゴールを決められるかどうかはまだ未知数だ。大連はチャンスを与えるのが主で、ゴールを決める力は限られている。この試合で降格の行方が決まる。
王者と降格チームを除く現在の順位には、まだサスペンスフルな疑問が残っているが、ほとんどの順位は決着している。