2020年10月3日、中国スーパーリーグの巨人、山東泰山は、日本時間00:00、済南オリンピック体育センタースタジアムで、日本のJリーグ、横浜マリノスとAFCチャンピオンズリーグ・グループG第2戦を開始する。早くも9月26日夜、山東泰山サッカークラブはこの試合のチケット情報を発表した。
この日の中国サッカー協会杯準決勝第1試合、山東泰山はアウェーで大連仁を2-0で破り、外国人FWパトとフェライニのゴールで決勝進出を決めた。その後、クラブはAFCチャンピオンズリーグの横浜マリナーズ戦のチケット情報をいち早く公開し、この対決の重要性を示した。
山東泰山のAFCチャンピオンズリーグ開幕戦のチケットは、中国スーパーリーグのチケットと同じで、150元、200元、300元、500元の4段階に分かれている。中国スーパーリーグの覇者である武漢三鎮のチケット価格(100元、120元、180元、400元)と比べると、山東泰山のAFCチャンピオンズリーグデビュー戦のチケット価格は間違いなく魅力的だ。今シーズン、このチケット価格はこの試合と、山東泰山のホームでの北京国安戦、青島海牛戦でのみ利用できる。中国スーパーリーグでAランクのチケット価格が設定されるのは、この試合が2試合目となる。
AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第1戦、山東泰山はアウェイでカヤ・フィリピンに3-1で勝利し、幸先の良いスタートを切った。このラウンドでは横浜マリナーズをホームに迎え、山東泰山は2連勝を狙う。
最近、山東泰山は8試合連続で3戦無敗と調子がいい。特にFAカップ王者の "プロ "山東泰山は、6回連続でFAカップ決勝に進出し、士気を大いに高めている。一方、横浜マリナーズは、AFCチャンピオンズリーグ第1戦で韓国のKリーグの強豪・仁川ユナイテッドにホームで2-4と敗れた後、リーグ戦では鹿島アントラーズをアウェーで2-1と下し、再び優勝の軌道に乗った。山東泰山に挑むために済南へ移動する前に、横浜マリナーズは神戸ビクトリーとのリーグ戦を残す。
リーグ戦の成績で言えば、山東泰山と武漢三鎮、そして横浜マリノスと神戸ビクトリーは、この一戦を前にそれぞれのリーグ戦で2位につけていた。つまり、中国スーパーリーグの2位とJリーグの2位が対峙することになり、並大抵の戦いでは終わらない運命にある。
しかし、両チームとも体力の消耗が激しい集中した試合に臨んでおり、両チームの監督の配置と現場での指揮能力が厳しく試されている。山東泰山の外国人助っ人ジャドソンがF.A.C.A.カップの準決勝で真っ赤に染まったことは特筆すべきことで、その影響で他の選手も走る量が増え、体力の消耗が激しくなり、戦術のアレンジが乱れた。武漢三鎮との一戦も、チームの調整と選択次第で激戦が予想される。
この試合のハイライトのひとつは、2021年シーズンに中国スーパーリーグの武漢でプレーした横浜マリナーズのブラジル人ゴールスコアラー、アンデルソン・ロペスだ。彼は現在、横浜マリナーズの得点王であり、今シーズンはチームで19ゴールを決めている。山東泰山も彼に注目する必要があるだろう。
山東泰山はホームで今季AFCチャンピオンズリーグ初戦を連勝できるのか?楽しみに待とう。