19時30分、中国スーパーリーグ(CSL)第23節で、梅州客家は武漢長江と対戦する。連敗が悪夢のようにつきまとうチームは、8連敗中の相手に逆転を果たすべく、得点効率の突破口が切実に求められている。
月中旬以降、リーグ戦6試合で1勝1分け。唯一の勝利は市内のライバル広州に3-1で勝利したことで、リーグ戦では4位から9位に転落した。武漢長江がアウェーにいるため、梅州は4連戦の締めくくりとなる。大連と長春での低温の後、チームはすでに武漢の気候に適応している。
前戦で負傷したトップスコアラーのブカノビッチが怪我から復帰する見込みだ。このセルビア人センターフォワードが明州チームの攻撃陣に欠かせない矢であることは、最初の2ラウンドで1度の負傷と1度の出場停止で改めて証明された。外国人選手も徐々に中国スーパーリーグのアウェイゲームの雰囲気に慣れてきており、明州は連敗の呪縛を解く可能性は十分にある。
現在CSLで窮地に立たされているクラブのひとつ、武漢長江。選手たちはSNSで年俸の要求を公言していた。今シーズン、チームは絶好調だったのだが、その後財政難に陥った。長期にわたる給与滞納がチームを危機に陥れ、年末にはクラブが解散するかもしれないという噂まで出ている。武漢長江は前節、大連人民で敗れた後、8連敗を喫し、降格圏との勝ち点差はわずか2という不安定な状況にある。選手たちがクラブの将来に希望を持てないのは、技術的、戦術的な自信のなさ以上に致命的だ。
ブラジル人外国人助っ人で、チームの主力MFだったブルーノの退団は、武漢長江の成績低下のターニングポイントと見られている。今シーズン、ブルーノは14試合に出場し、5勝2分け7敗という成績を残した。退団後、チームは7連敗を喫した。ブルーノは武漢に戻り、孤立を解消したと伝えられている。復帰が間に合えば、武漢にとって8連敗を止める朗報となることは間違いない。